一次試験対策の仕上げの一冊
以前、英検準1級対策のおすすめの本を紹介しましたが、
今回はひととおりの学習を終えたあと、さいごに取り組むのにおすすめの一冊です。
これも旺文社の本。
「7日間完成 英検準1級予想問題ドリル」
【CD付】7日間完成 英検準1級予想問題ドリル 新試験対応版 (旺文社英検書)
- 作者: 旺文社
- 出版社/メーカー: 旺文社
- 発売日: 2017/03/27
- メディア: 単行本
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筆記(リーディング、ライティング)が5回分、
一次試験の本番さながらの筆記+リスニングの模擬テストが2回分、掲載されています。
実際に時間を計って解いて下さい。
それも、大問1、大問2、大問3、作文の各パートで時間を記録しながら解答することを強くオススメします!
特に「作文」のパートで時間切れにならないように。
英検準1級の一次は
- リーディング(大問1、2、3)で750点
- ライティング(作文)750点
- リスニングで750点
計2,250点満点で、1792点が合格点です。
2016年度からの新しい合否判定方法について | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会
もしも作文が最後まで書かずに時間切れにになってしまうと、悲劇です(>人<;)
ベストな時間配分は、個人の得意、不得意によっても変わってきます。
この予想問題ドリルを7回分やるうちに、「自分にとってのベストな時間配分」が見えてくるはずです。
この段階まで来たら
「わからん問題は、時間かけてもわからん!」
と割り切ることも、ひとつの戦略です。
それと、問題を解く順番も。
作文を先に仕上げるやり方もあるでしょうし、私みたいに「サンドイッチ方式」もアリかもしれません。
作文の書き方については、今後もちょこちょこ記事にしていくと思いますが。
まぁ正直言うと、このパートに関しては完全なる『独学』は厳しいだろうな、と感じています。
作文は解答例を見たところで、やっぱり参考にしかならないんですよね…
書いた作文が「論理的に説明されているか」「誤りがない文章か」を判断するのは、自分では難しい。
利用した経験はありませんが、有料でオンラインの添削を行なっているサービスもあるので、調べてみると良いかもしれません。
私は個人レッスンの先生に、英検の採点基準に従って内容、構成、語彙、文法の各4点、計16点で点数も付けてもらっていました。
とても厳しい先生で(・・;)
文法誤りや冠詞のミスもバシバシ指摘され、採点はけっこう辛かったので、見ての通り16点中せいぜい10点くらいでしたが…
英検の試験官のほうが甘かったようで(*^◯^*)
満点いただきまして。
一次試験のスコアをメールで報告したところ、先生からはこんなメッセージが。
“I realized from your score that I may have been grading and criticizing on a bit of a harsh side…but then again, that may have been the reason for your high grade.”
スコアから判断すると、自分の採点は少し厳しかったのかもしれない。
でも、それが良いスコアを取れた理由かもしれないね。
ま、作文はあまり神経質になりすぎないよ〜に!
フォーマットに則って、最後の締めまで書き上げるのが最優先です。