とにかく理屈だ!「英作文」
英検準1級受験対策その3です。
筆記の問題のなかで最後に位置する「英作文」essayは、ぜひとも満点を狙っていきたいところです。
ここは「点数のつけ方が甘い」と言われているところなのです。
英作文は4つの観点から採点されます。
1、内容
課題で求められている内容(意見とそれに沿った理由)が含まれているかどうか
2、構成
英文の構成や流れがわかりやすく論理的であるか
3、語彙
課題に相応しい語彙を正しく使えているか
4、文法
文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか
明らかにミスがある私の作文でも満点が取れたことから考えると、文法やスペリングが完璧であることを目指し過ぎなくても良いのかもしれません。
では何が大事なのか???
それは、つぎの2つだと考えています。
1、フォーマット(書式)
2、意見を支える理由
まず、フォーマットをみていきます。
英作文は
1、序論 (introduction)
2、本論(main body)
3、結論(conclusion)
の形で述べられていなければなりません。
具体的には、こんな感じになります。
I agree with the idea that…,
and I have two reasons to support my opinion.
First,…
Second,…
Because of these reasons, I believe that…
必ずしも、この通りでなくて大丈夫です。
参考書や英検HPの解答例をみて、自分に合った述べ方を選ぶと良いでしょう。
ワンパターンになって構わないので、どんな課題でも「常にその形で書く」のが大事です。
決まった形に慣れることで、他の部分(agreeなのかdisagreeなのか、論理的な2つの理由は?など)に時間をかけることが出来ます。
英検HPのほかに旺文社のHPにも、英作文問題が3つ掲載されているので、ぜひ使ってみてください。
そして、もう一つ大事なのが、意見を支える理由です。
英語は日本語と違って、「忖度」をしない言語です。
とにかく大事なのは、理由!理屈!
「私はこの意見に賛成です。なぜなら…だから」
この「なぜなら」の部分を言う癖をつけるのがコツです。
これは2次試験の面接の際にも必要です。
英検を受けるならば試験日のまでの間、しばらく理屈っぽい性格になってしまいましょう!(^.^)
そんな理屈っぽいと、日本人としては
「めんどくさい奴だな(~_~;)」
と思われてしまいそう、というくらいに。
プラス、上手に嘘をつけるようになっておくと、英検対策としてとても役に立ちます!↓↓↓