『英語は絶対、勉強するな!』で勉強
懐かしいなぁ、この教材!
と思われる方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
一時期は本屋で必ず見かけたこの本、今ではすっかり姿を見なくなりました。
実は、私はコレが英語を勉強するきっかけだったのです。
ある日、図書館のリサイクルコーナー(図書館では蔵書から外すから欲しい人は持って行っていいよの棚)で偶然見つけて
「おぉっ!これはその昔ベストセラーだった本ではないか!タダならもらっちゃうぞ〜」
と持ち帰ったのが、そもそもの始まりでした。
それが、この写真のなかの黄色い本。
図書館のラベルが貼ってある
『英語は絶対、勉強するな!初級編』です。
「せっかく手に入れたからには、やらなきゃもったいないよね」
と、本に書いてある通り、
付属のCDを何度も何度も聞く→ディクテーション→答え合わせ→音読
を、ひたすら繰り返しました。
あ〜、私って素直だったのね…
この頃は他の勉強法も知らなかったしね。
まだ個人レッスンも受けていなかったし、まったくの独学でした。
しかし『初級編』を聞いて内容を理解することは出来ても、私の実力ではディクテーションは難しすぎることに気がつき、『超初級編』を購入。
そこから始めました。
その当時のノート
2014/6/9と書いてあるので、4年近く前ですが、ものすご〜く昔のことのような気がする…
even though it will be difficult, が
even knowと書いていたり(・∀・)
That’s what parents are for.
なんて良くある表現も
whatがforと聞き間違えて
That’s for parents for.
になっていたり…
ひどいもんだ(>人<;)
この頃は、リスニング力も文法の知識もすべて足りていなかったせいでしょうね。
結局このシリーズ本は、赤い『超初級編』、黄色の『初級編』、ピンクの『中級編』、白い『本編』と4冊も、それはもう熱心に勉強しました。
その過程で
「あぅー!答えを見ても、どうしてもこう言ってるように聞こえない!!!」
と行き詰まりを感じて、帰国子女の友人にCDを聞いてアドバイスをもらったりして。
その後、この友人に英会話の個人レッスンをお願いし、先生になってもらうことになる訳ですが。
本が売りにしている「学校行かない、お金かけない、だけどペラペラ」は、その通りに解釈するのは期待し過ぎです。
やっぱり知らない単語は何度聞いてもわからないし、文法知識が不足していると早口で明確に発音されなかった部分は書き取れないから。
それでも、はじめに苦労して時間かけてディクテーションしたことは無駄にはなっていないな、と感じています。
『上達のために、ディクテーションは続けること』と先生にも言われていますし。
これから英語学習を始める人に『英語は絶対、勉強するな!』シリーズを勧めるか、と聞かれると…
実力に合ったリスニング教材を使うなら、この『英絶』メソッドは有効だと思っています。
私も『英絶』は卒業しましたが、このメソッドを使い別の教材でディクテーションは続けています。
おそらく通常の書店ではもう入手不可能だと思いますが、古本などで安く手に入るなら学習方法としてはアリ、かな。