英検準1級に合格するのは、簡単ではありません。
高校生であれば、大学入試の際に「英検2級合格」でも有利になることもあります。
でも、社会人にとって履歴書に書いた方が良い(逆に、書いて恥ずかしくない)のは準1級から、と言われています。
2級までとは「合格」の価値が大きく変わってくるのです。
では、準1級を受けると決めたなら何から手をつけるのが良いのか?
これから何回かに分けて書いていきます。
どんなテストでも「過去問を解く」のが試験対策の最重要課題です。
英検の場合も、同じ。
まずは、英検のホームページに過去問が3回分(一次試験、二次試験はサンプルが一題のみ)掲載されています。
それにチャレンジしてみて下さい。
英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会
最新の3回分のみ掲載されています。
つまり、次の試験が終わった翌日には新たな問題が掲載されて、一番古い回のものは消されてしまいます。
全く初めての場合、ライティングは書き方がわからないはずです。
その場合、ライティングは後回し。
あとからでも勉強できます。
まずはライティングに30分の時間の余裕を残して筆記テスト90分のうち、60分を使ってリーディング問題を解きましょう。
リスニングも、そのまま解答してみて下さい。
できれば解答用紙もそのままダウンロードして、
マークシートを塗りつぶして下さい。
さて、いかがでしたか???
1、満点ではないけど、けっこう余裕
→すごいですね〜。
準1級なんて言ってないで、いきなり1級に行っちゃっていいかも( ^ω^ )
2、きつかった〜。半分以上はできたけど…
→まさに、準1級勉強するのにちょうど良いレベルです。
問題形式に慣れるのが必要。
英検対策することで点数は上がります(=^x^=)
3、何が何だかわからん…
→英語の総合力をつけるのが先かな。
英検は年3回のチャンスがあるからね^_^
英検は2016年度から問題形式がかわり、ライティングの課題が「手紙」から「エッセイ」(小論文)になりました。
私が英検準1級受験を決めたのは、2017年の1月頃。
その頃は形式が変わって間もないため「エッセイ」問題が過去問に少ないのを知っていたため、「過去問題集」はあえて購入せずに他の方法で勉強しました。
また、英検ホームページで過去問が手に入るのに、なぜわざわざ過去問題集を買う意味があるのか、とも思っていました。
今なら、その理由が理解できます。
1、英検ホームページには解答はあるが、解説はない。
→そこそこ実力がないと、読解問題は正答を見ても理解は難しい。
2、2次試験の面接カードが各回3枚づつ付いている。
→スピーキングに慣れている人ならば、2次試験対策本を買わなくても、これ一冊で足りるかも。
では、この問題集を使わなかった私がどう勉強したのか、次回から少しづつ書いていきます。