のび太に学ぶ「仮定法過去」
「こうだったら良いのに」
「あんなこと、するんじゃなかった」
現実とは違った仮定の話をするには、仮定法が使われます。
さて、この言い方が口ぐせの有名人は???
そう、のび太くんです。
彼は、いつも願望を思い描いて夢みたいなことを言ったり、過去にやったことを後悔していたり。
けっこう面倒くさい性格です(^_^;)
「初心者向け英語マンガ」として、「英語版ドラえもん」がおススメされていることが多いのですが、正直なところ、そんなに簡単とは思えません。
日本語訳は付いていますが、おそらくホントの英語初心者にはキツイでしょう…
タイムマシーンを使って過去に行ったり未来に行ったり。
それにつれてあらゆる種類の時制が使われるし、四次元ポケットから取り出される道具の説明も複雑。
小学校低学年でも理解できるストーリーなのに、それが英語で読むと、とっても難しいのです!
ちなみに、
I shouldn't have done that…
あんなこと、するんじゃなかった…
実はコレ、英検準1級の2次試験では必須の表現です。
願望や後悔の気持ちを表現するのに欠かせない仮定法過去、仮定法過去完了は文法でも難しいところです。
苦手にしている日本人は多いのではないでしょうか?
英語版『ドラえもん』は「もしも、こうだったら…」という仮定法の宝庫です。
英検対策の即効薬とは言えませんが、役立つ表現をたくさん学ぶことができそうです。